バッドセクタをできる限りクローンすると言う事はとても重要な作業である事のサンプルとして上げていこうと思う。
これはうちのペットのピーチ8才のメスで、見た目よりも気性が激しい為現在も独身である。この写真は仙台にいた頃の社内で撮影したJPEG写真の一枚である。
おのろけ話はここらにして、本題。
バッドセクタが点在しているハードディスクからデータを抽出するとこういった写真になってしまう。データ復旧業務を営んでいる企業はよく見たことがあると思う。
市販されているデータ復旧ソフトではバッドセクタによって読み込めなかった部分を代替の文字列で置き換える為、JPEGフォーマットの画像では代替された文字列が原因でそれ以降の画像が表示されなくなってしまう。
実際にファイルをダンプしてみると、赤文字部分にFF の羅列した書き込みが見える。
簡単な修正を入れるとこの通りの画像になる。
もう少しきれいに修復する事もできるが、自宅から執筆しているのでここら辺にしておこうと思う。
サンプルとしてJPEG画像を添付したが、これが データベースなどを格納しているファイルになった場合どうなるのか。
破損しているデータベースを利用したアプリケーションでは誤作動を起こしシステムの運用を妨げることになる。
ゆえ データ復旧業者としてクローンをできる限りとる技術を追い求める事は大切な事である。
企業向けのデータベース復旧以前に、今回紹介したピーチの昔の写真が取り戻せなかった場合の事を考えると一番つらい。データサルベージでは中途半端なデータ復旧業務は承ってはいない。