ハードディスクも健康診断が必要かも
ハードディスクの障害はある日突然やってきます。
猛暑でハードディスクもバテ気味ではないでしょうか。Max60℃までの耐久性があると言われてますが、寿命が短くなるだけですよね。暑さには弱いのです。しっかり管理してあげないといけませんね。起動が遅くなったとか、アクセス時間がやたら長いとか、音が大きくなったとか、前兆がある場合は何らかの対処は行えます。しかし、前日まで普通に使用してたのに、翌日になって突然起動しなくなるケースもまれにございます。そうなる前に、ハードディスクも健康診断が必要です。ほとんどのハードディスクには自己診断機能「S.M.A.R.T」が対応しております。この機能を定期的に利用することによって、いち早く警告を察知すれば障害前にバックアップを取ったりと、大きな被害に遭う確率が減ると思います。ちなみに、「S.M.A.R.T」機能を利用するには専用の監視ソフトをインストールする必要があります。フリー版、有償版と数種類のソフトが出ています。是非お試しください。
ハードディスク以外の原因も疑いましょう。
今回は、OSが起動しないとか、ディスクが認識しなくなった場合のパソコン本体および、外付けハードディスクのワンポイントアドバイスです。まずは慌てずに、何度も電源を入れたりせずに、電源を落としてください。そして、ハードディスクを筐体から取り外してみましょう。ここで注意が必要なのは、メーカー保証も絡んできますので、保証期間内および、修理に出す予定がある方は必ずメーカーのサポートセンターの指示に仰いでください。勝手に解体した場合、保証が受けれないことがありますので。また、そう簡単には取り外しができない筐体もありますし、外したら外したで、接続する変換ケーブルが必要になる場合もありますので、少々面倒です。特にノートPCは何段階ものもの工程作業が必要で、ネジも相当外さないといけないモデルもあります。外付けHDDでしたら、特にBUFFALO社製は比較的簡単に取り外しが可能ですのでチャレンジしてみてください。取り外しが完了したら、起動できるパソコンに接続してみましょう。場合によっては、原因がハードディスク以外にあり、普通にマウントできるかもしれませんよ。