とある教育機関のクリーンベンチ内での開封結果。ハードディスクが外気を吸い込む穴から侵入しているケースが多い。
海水などの除去作業を行わず電源を入れてしまうと下記の様に海水が拡散され、海水の乾燥を早めてしまうようだ。
水没したディスクに対し簡易的な乾燥処理を行い、通電する事でこの様な状況に陥る。
改めてここに書くが水没ディスクからのデータ復旧処置はデータ復旧業者にお願いをする事をおすすめします。
アルミダイキャストとダイキャストを封している蓋の隙間には各社プラスティック系のパッキンをしている為、左右から浸水するケースは少ない様な気がする。
空気穴が下にあるタイプのハードディスクは表面張力のおかげで浸水率が少ないのではないだろうか?
ヘッドがスクラッチを引き起こしている写真
PCBの腐食が激しい。
震災から2週間たったPCBは洗浄中にチップが剥がれ落ちてしまう事も度々ある。その為、在庫パーツのPCB保有数が復旧率・復旧スピードを左右される物と思う。